胆嚢手術の代替治療法

胆石は胆嚢に長期間存在しても症状が出ないことがありますが、胆管に詰まると激しい痛みを伴う胆石発作が起こります。手術による胆嚢摘出が最も一般的な治療ですが、胆嚢を残したまま胆石を除去する代替法もあります。

化学的溶解

胆石がコレステロール性の場合、経口投与で胆石を溶解させる「経口胆石溶解療法(口腔胆石リソリシス)」があります。小さな胆石に対しては効果が期待でき、数か月から数年かけて石が消失します。ただし、治療後数年で再発するケースも報告されています。

また、胆嚢内に溶剤を直接注入し、1〜3日で胆石を溶かす「接触溶解療法」もあります。注射は1回で済み、経験豊富な医師が実施する必要があります。

自宅でできるフラッシュ法

自然療法として、オリーブオイルとレモン汁を組み合わせた「胆嚢フラッシュ」があります。作り方は以下の通りです。

  • オリーブオイル1/4カップと新鮮なレモン汁1/4カップを混ぜ、就寝前に15分おきに4回飲む。
  • 翌朝、温かい浄水4カップにレモン半分の絞り汁を加えて飲む。
  • その日一日はスープと野菜だけの食事にし、胆石が尿中に排出されるのを待つ。

排出された胆石は色が黒、濃緑、茶色、白など様々です。

食事療法

胆嚢発作後は食事管理で症状をコントロールできます。脂肪分の多い食品は発作の引き金になるため、揚げ物や高脂肪の乳製品(アイスクリームなど)は避けましょう。複数回の発作を経験すると、個別に症状を悪化させる食品が特定できることがあります。その食品を除去すれば再発リスクを低減できます。

最終的に大きく石化した胆石が胆管を塞いだ場合は手術が不可欠になることもありますが、胆嚢は必ずしも必須の臓器ではなく、摘出しても大きな問題は生じません。

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