憩室炎の際に食べられる果物と野菜の選び方

憩室炎は、腸管の粘膜にできた小さな袋(憩室)が炎症を起こす状態です。腹痛や排便の変化、発熱、嘔吐などの症状が現れます。治療では薬物療法や安静が推奨され、発作時は液体食や低繊維食が勧められます。一方、発作を予防するためには食物繊維を多く含む果物や野菜の摂取が重要です。以下に、発作時と予防に適した食材とポイントをまとめました。

トウモロコシと種子

  • かつてはナッツや種子、トウモロコシが憩室に詰まり炎症を引き起こすと考えられていましたが、現在の研究ではその直接的な原因ではないことが分かっています。ただし、刺激になる可能性はあるため、過剰摂取は控えめに。

発作時に適した果物

  • 液体食・低繊維食が基本です。缶詰の果物や果汁(パルプなし)を選びましょう。氷菓のフルーツポップスも、パルプや種子が入っていなければOKです。デザートに果物を使用する場合も、皮・種・パルプは除去してください。

発作時に適した野菜

  • ブロスや野菜スープを飲むと良いでしょう。野菜は皮と種を取り除き、よく加熱して繊維質を減らします。

予防としての果物摂取

  • 米国農務省(USDA)とメイヨークリニックは、1日あたり20〜35gの食物繊維摂取を推奨しています。リンゴ、デーツ、トマト、ラズベリー、オレンジ、バナナ、梨などが繊維源として適しています。目安は、100%果汁飲料6オンス、または中サイズの果物1個、乾燥果物1/4カップ、フレッシュフルーツ1/2カップです。

予防としての野菜摂取

  • 野菜からも繊維を積極的に取ることが勧められます。ほうれん草、エンドウ豆、各種豆類、アーティチョークなどが有効です。目安は、乾燥豆・エンドウ豆1/2カップ、生または加熱野菜1/2カップ、葉物野菜1カップ、100%野菜ジュース6オンスです。

補助的な食品

  • 果物・野菜だけで繊維量が足りない場合は、全粒シリアルやメタミューシルなどの高繊維サプリメントで補いましょう。

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