ミネラルオイル下剤の副作用
ミネラルオイルは、便秘の治療に用いられる市販の下剤です。腸内表面をコーティングし、便に水分を保持させて排泄を促しますが、長期使用は推奨されません。
注意事項
- クローン病など炎症性腸疾患がある場合は使用しないでください。症状が悪化し、腹痛、膨満感、吐き気、嘔吐、疼痛が生じる可能性があります。米国がん協会は、食事やビタミン・薬剤の摂取の2時間前後は服用を控えるよう勧めています。
警告
- 6歳未満の子どもや高齢者は使用しないでください。ミネラルオイルの滴が吸引されると肺炎を起こす恐れがあります(メイヨークリニック)。妊娠中の使用も禁じられており、ビタミンやミネラルの吸収阻害や胎児出血のリスクがあります。
一般的な副作用
- 腹部の痙攣、膨満感、吐き気が最も多く報告されています。1週間以上連続使用すると腸の反応が低下し、依存状態になることがあります。
まれな副作用
- 嘔吐や下痢が起こることがあります。大量に摂取すると直腸から漏れ出すことがあります。また、脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の吸収が阻害されることが報告されています(メイヨークリニック)。
アレルギー反応
- 稀にじんま疹、発疹、呼吸困難、胸部圧迫感が現れます。直腸の出血や口・顔・唇・舌の腫脹も報告されています。6〜8時間以内に排便が起こらない場合もあり、これらの症状が出たら速やかに医療機関へ相談してください。
