虫垂破裂の症状と注意点
虫垂破裂の症状
虫垂(盲腸の付属器官)が炎症を起こし、最終的に破裂すると、腹部全体に重篤な感染が広がります。早期に症状を認識し、適切な医療を受けることが命を守る鍵です。
腹痛
- へそから右下部(マクバーニー点)へ放散する鋭い痛み。最初は間欠的でも、破裂が近づくにつれ持続的かつ耐えがたい痛みに変化します。
- 背部や直腸に放散する痛みが出ることもあります。
発熱
- 炎症が進行すると低熱が出ますが、破裂後は感染が腹腔全体に広がり、高熱が急上昇します。
- 腸内の大腸菌(E. coli)などが漏れ出すため、体温が急激に上がることがあります。
胃腸症状
- 食欲不振、吐き気、嘔吐が頻繁に見られます。嘔吐は最初は強く、その後一時的に軽減し、再び悪化することがあります。
排便習慣の変化
- 下痢または便秘が起こり、ガスが出にくくなることがあります。
腹部膨満
- 炎症と液体貯留により腹部が膨らみます。特に乳幼児では顕著に現れます。
診断の難しさと危険性
- 症状は人によって異なり、若年者や高齢者は典型的なサインが少ないことがあります。その結果、診断が遅れ、虫垂破裂による腹膜炎や敗血症に至るリスクが高まります。
上記の症状が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診し、画像診断や外科的処置を受けることが重要です。
