大腸内視鏡検査に使用される薬剤
検査前の準備
検査前に医師は腸内洗浄薬(下剤)を処方します。これは腸内をきれいにし、便が大腸を覆ってポリープなどが見逃されないようにするためです。市販の下剤や浣腸も併用されることがあります。
軽度の合併症
大量の排便により肛門周囲の皮膚が刺激されることがあります。その場合は、ワセリンやデシティンなどの市販軟膏で症状を和らげます。
検査中の薬剤
医師は静脈注射で鎮静剤と鎮痛剤を投与します。代表的な鎮痛剤はデメロール、鎮静剤はミダゾラム(商品名:ヴァーセド)です。
CT仮想大腸内視鏡検査では鎮静剤は使用しませんが、ポリープが見つかった場合は従来の内視鏡検査に切り替え、鎮静剤が投与されます。
副作用
鎮静剤に対して稀に呼吸抑制や低血圧などの副作用(10万人に4人程度)が起こります。また、検査後は鎮静剤の効果が完全に切れるまで時間が必要です。
検査後の注意点
鎮静剤の影響で運転ができないため、帰宅は家族や友人に同行してもらう必要があります。
ポリープを除去した場合は、出血リスクを減らすために手術後2週間はアスピリンやNSAIDsなどの鎮痛剤を避け、代わりにアセトアミノフェン(例:タイレノール)を使用できます。
