酸逆流に効く家庭療法と生活改善のコツ
酸逆流(胃食道逆流症)は胸やけや痛みを引き起こし、長期にわたると食道や胃粘膜に損傷を与える可能性があります。Mayo Clinicによると、症状が重い場合は医師の診察が必要です。ここでは、薬に頼らず日常生活で取り入れられる対策を紹介します。
重力を利用した食事後の姿勢
食後30分以上は座ったまま、または立ったまま過ごすことで、重力が食べ物を胃に留めやすくします。横になる場合は、食後少なくとも30分は待ちましょう。
少量の食事に切り替える
一度に大量の食事を摂ると胃が過剰に膨らみ、酸の分泌が増えて逆流しやすくなります。小分けにして食べることで胃への負担を軽減できます。
寝るときの頭部の高さを上げる
ベッドのヘッド部分に厚めの本や枕を置き、頭を30〜45度上げると、胃酸が食道へ逆流しにくくなります。赤ちゃんにも同様に、頭部を少し高くして寝かせると効果的です。
げっぷを上手にさせる
赤ちゃんの場合、肩に抱えるよりも膝の上で座らせたままげっぷさせると、胃にたまる空気が減り逆流を抑えられます。大人でも食後に軽く背中をたたくとげっぷが出やすくなります。
重曹水で一時的な緩和
Mayo Clinicは、重曹(炭酸水素ナトリウム)を水に溶かして飲むと一時的に胃酸を中和できるとしています。ただし過剰に摂取するとガスが増えて逆流を悪化させる恐れがあります。
酒石酸(クリーム・オブ・タルタル)水
酒石酸を少量水に溶かすと、胃酸を中和し胸やけを和らげる効果があります。こちらも適量を守って使用してください。
食事日記でトリガーを把握
脂っこい料理、辛いもの、カフェイン、玉ねぎ、にんにく、ミント、アルコールなどは逆流を悪化させやすいです。日々の食事と症状を記録することで、自分に合った回避策が見つかります。
上記の方法を試しても症状が改善しない、または頻繁に起こる場合は、食道ヘルニアなどの重篤な疾患の可能性がありますので、必ず医師に相談してください。
