胆嚢が機能しなくなるとどうなるのか?
胆嚢は、肝臓で生成された胆汁を貯蔵・濃縮する、梨形の小さな臓器です。脂肪を多く含む食事を摂ると胆嚢が収縮し、濃縮された胆汁が小腸へ放出され、脂肪の分解を助けます。
胆嚢が機能しなくなると起こる主な症状
- 吸収不良(マラ吸収):胆汁が希薄になるため脂肪の消化が不十分となり、栄養吸収が低下し、体重減少や栄養失調を招くことがあります。
- 下痢:胆汁は便から水分を吸収する役割もあるため、濃度が低くなると便が緩くなり、頻繁に下痢を起こしやすくなります。
- 腹痛:胆嚢がうまく働かないと炎症が起きやすく、疼痛を感じることがあります。
- 胆石:胆汁の流れが滞ると結晶化しやすくなり、胆石が形成されます。胆石は痛み、吐き気、嘔吐、黄疸などの症状を引き起こすことがあります。
胆嚢の機能に異常を感じたら、速やかに医師の診察を受けましょう。治療法としては、薬物療法、胆嚢摘出手術、あるいは両方を組み合わせたアプローチが選択されます。
