小反芻動物の4つの胃室とは?
小反芻動物の4つの胃室
小反芻動物(羊やヤギなど)の胃は、食物の発酵と消化を効率的に行うために4つの部屋(胃室)に分かれています。
1. ルーメン(第一胃)
ルーメンは最も大きな胃室で、食物の主な発酵が行われます。数十億の細菌、原生動物、真菌が共生し、植物繊維を分解します。
2. レティキュラム(第二胃)
ルーメンの前方に位置し、ルーメンと大きな開口部でつながっています。食物を混合・貯蔵しながら、一部の水分を吸収します。
3. オマサム(第三胃)
レティキュラムの後方にあり、植物材料のさらに細かい分解と水分・一部の栄養素の吸収を行います。
4. アボマサム(第四胃)
最後の胃室で、胃酸と酵素が分泌され、タンパク質やその他の栄養素の本格的な消化が進みます。
