男性の勃起不全の原因

勃起不全は、陰茎が十分に硬くなるプロセスが身体的または心理的に妨げられる状態です。米国公衆衛生大学院(ジョンズ・ホプキンズ大学)による2007年の調査では、20歳以上の男性約1800万人が勃起不全に悩んでいると推定されています。主な原因として、ストレスや高血圧、糖尿病、外傷などが挙げられます。

ストレスと不安

ストレスや不安は副交感神経の働きを阻害し、陰茎への血流を減少させます。副交感神経はリラックス時に血管を拡張させ、勃起に必要な血液を供給する役割がありますが、精神的緊張が続くとこの機能が低下し、勃起が困難になります。

高血圧

高血圧は陰茎へ血液を運ぶ動脈の拡張を妨げ、十分な血流が得られなくなります。Journal of Urologyの調査によれば、高血圧患者の約68%が何らかの勃起障害を経験しています。また、降圧薬の中には利尿剤やβ遮断薬など、勃起機能に影響を与えるものがあります。

糖尿病

糖尿病は血糖コントロールの乱れにより血管や神経を損傷し、勃起に必要な信号伝達が阻害されます。糖尿病患者は非患者に比べて10〜15年早く勃起不全を発症しやすく、生涯にわたり35〜75%が何らかの勃起障害を経験するとされています。

外傷・手術

脊髄や陰茎の神経が損傷すると、勃起信号が伝わりにくくなります。前立腺や膀胱がんの手術など、骨盤周辺の手術も神経や平滑筋、海綿体に影響を与え、勃起不全を引き起こすことがあります。

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