腋窩リンパ節切除後の自己マッサージ方法

腋窩リンパ節切除術は、乳がんのステージ評価や転移したリンパ節の除去に行われます。除去したリンパ節が多いほど、がんが進行していると判断されます。この手術後、約21%の患者でリンパ液がたまり、むくみ(リンパ浮腫)を引き起こします。自己マッサージは、むくみや痛みを軽減する有効な方法です。

自己マッサージの手順

  1. 準備を整える:リンパドレナージマッサージは時間と根気が必要です。まずは、専門家の指導を受けるか、動画や書籍で手技を学びましょう。シャワー中や日常生活の合間に取り入れられるよう、15〜30分を目安にスケジュールしてください。
  2. 横隔膜呼吸を行う:静かな場所に座るか横になり、鼻から4秒かけて息を吸い、同じく鼻から4秒かけて息を吐きます。胸郭が左右に広がるイメージで、手で胸の動きを確認しながら数分続けます。
  3. マッサージのストロークを練習する:リンパ系はポンピング動作で刺激されます。指2本で小さな円(約コインサイズ)を描くように皮膚を軽く押し、常に心臓方向へ動かします。次に指3本で皮膚を1インチほど伸ばし、左右にねじります。最後に速い掃くようなストロークで表面を拭うイメージで仕上げます。
  4. ストロークの順序:まず腋窩部で軽い円形のポンピングを上向きに行い、数分間同じ場所を繰り返します。続いて伸ばし・ねじりストローク、最後に速い掃くストロークを加えます。その後、肩、胸下部、腹部へと心臓方向に移動し、時間があれば腕や手まで行います。摩擦は最小限に抑え、圧が強くなりすぎないよう注意してください。

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