耳鳴りの超音波治療法

間欠的な雑音でも継続的な鳴りでも、耳鳴りは苛立たしい症状です。治療法は限られていましたが、近年の研究では超音波が有望とされつつ、結果はまちまちです。

超音波治療の起源

超音波(高周波音波)は鼻や副鼻腔の診断に使用されてきました。その際、手術後に耳鳴りが改善した患者が報告され、聴覚専門家は超音波を直接耳鳴り治療に応用しようと試みました。

初期研究(1986年)

1986年に40名の耳鳴り患者を対象に実施された研究では、高周波音波治療を受けた患者の約40%が症状の改善を示しました。

追跡研究

その後の研究では同様の結果は再現されませんでした。1987年に発表された「低出力超音波による耳鳴り抑制」でも、40名を対象にしたものの統計的に有意な効果は認められませんでした。

UltraQuiet

近年の試みとして、UltraQuietという製品があります。人間の可聴範囲内の高周波音を音楽として利用し、耳鳴りの緩和を目指すデバイスです。

HiSonic

もう一つの市販デバイス、HiSonicは高周波と低周波を組み合わせた音波を使用し、耳鳴りの軽減を試みます。UltraQuiet と同様に、聴覚範囲内の音波を用いる点が特徴です。

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