内耳の異常がもたらす主な症状と原因
内耳の問題は、鼻腔や喉の感染症が広がる場合や、内耳神経に沿ってできる非悪性腫瘍(聴神経腫)などが原因となります。内耳は平衡感覚を司るため、障害が起きると様々な症状が現れます。
めまい(Vertigo)
内耳が正常に機能しないと、体のバランス感覚が乱れ、めまいが生じます。自分が回転していると感じる主観的めまい(主観性めまい)や、周囲が回転しているように見える客観的めまい(客観性めまい)があります。多くは内耳の液体が異常にたまることが原因です。
耳鳴り(Tinnitus)
耳鳴りは、聴覚神経が損傷することで起こります。加齢や長時間の大音量への曝露が主な要因です。
難聴(Hearing Loss)
突発性難聴として知られ、数時間から数日で急激に聴力が低下することがあります。場合によっては数日後に徐々に回復することもあります。
視覚障害
内耳の炎症が原因で、ぼやけた視界(視力低下)や、両眼が異なる対象に焦点を合わせて二重に見えること(複視)が起こることがあります。
その他の異常反応
内耳の障害に伴い、乗り物酔い、混乱、倦怠感、構音障害(発音が不明瞭になる)といった症状が現れることがありますが、これらは主に上記の症状が原因で二次的に起こります。
