補聴器使用者の外耳炎(スイマーイヤー)の予防と対処法
補聴器を装着していると、耳の内部が湿りやすく、外耳道炎(外耳炎)を起こしやすくなります。以下では原因から症状、痛みの緩和、避けるべき行動、そして自宅でできる対処法をまとめました。
原因
- 外耳道が湿った状態になると細菌が繁殖しやすくなり、外耳炎を引き起こします。真菌、湿疹、または水に濡れた皮膚も原因になります。綿棒で耳をこすったり掻きむしることで病原菌が侵入することもあります。
症状
- 耳の詰まり感やかゆみ、腫れによる激しい頭痛が急に現れます。症状は数日で軽くなることがありますが、外耳道の炎症は数週間から数か月続くことがあります。永久的な聴力低下を防ぐため、早めに医師の診察を受けましょう。
痛みの緩和
- 成人はアセトアミノフェンやイブプロフェンで痛みと腫れを抑えることができます。小児にアスピリンは与えないでください(ライ症候群のリスクがあります)。
避けるべきこと
- 細菌が多く含まれる浴槽の水に頭を浸すことは避けましょう。また、硬い耳栓は外耳道の皮膚を傷つける恐れがあるため使用しないでください。
自宅でできる対処法
- 泳ぐ前や就寝前にベビーオイルを1〜2滴耳に垂らして保湿します。泳いだ後や入浴後は、低温または温風のヘアドライヤーで1〜2分間乾かします。
- 市販の点眼瓶に白酢と消毒用アルコールを同量混合したものを入れ、耳内を洗浄して酸性環境を作り、真菌の増殖を抑えます。刺激が強い場合はアルコールを水に置き換えてください。
- 乾燥やかゆみ、湿疹がある場合は、清潔な指で1%のヒドロコルチゾン軟膏を薄く塗布し、2週間続けます。改善しない場合は医師に相談してください。
