Gチューブ(胃瘻)プロトコル
胃瘻チューブ(Gチューブ)は、口から飲み込めない、または経口摂取が困難な方の胃に、外科的に挿入する細いプラスチックチューブです。Gチューブは、手術後1〜2年で除去される一時的なものから、口からの摂取が不可能な場合の生涯にわたる安全な代替手段まで、さまざまな形態があります。
種類
Gチューブにはいくつかの種類があります。内視鏡的に挿入されるPEG(経皮内視鏡的胃瘻)は、チューブ先端がキノコ形状で、抜け落ちにくくなっています。外科手術で挿入される従来型のGチューブは、先端が長く、皮膚に密着したボタン(MIC-Key)で固定されます。いずれも、外部の給餌装置(給餌ポンプや重力バッグ)に接続できるエクステンションセットが付属しています。
手術後の管理
手術後、チューブがずれないようにガーゼと医療用テープで固定します。チューブがずれると摩擦で感染や肉芽腫(ボタン下に余分な組織ができる)を引き起こす可能性があります。医師からテープの除去時期や通常の入浴が可能になる時期の指示を受けます。胃内に安定したトンネルが形成されるまで約3か月かかります。この期間にチューブが外れた場合は、胃への穿孔が閉じないよう直ちに医療機関へ連絡してください。
部位の衛生ケア
Gチューブの部位は衛生管理が重要です。給餌ごと、あるいは少なくとも毎日、部位を清潔に保ち、残留物や過剰な組織増殖を防ぎます。ケアを行う前には必ず手を洗い、手指の細菌がチューブを通じて胃内に入り込むのを防ぎます。
考慮すべき点
チューブを清潔に保つため、給餌や薬剤投与の前後、エクステンションセットを外す前に5〜10 mLの水でチューブ内をフラッシュします。また、胃液による内部機構の劣化を防ぐため、医師の指示に従い3か月ごとにチューブの交換が必要です。
除去
患者がもはや給餌チューブを必要としなくなった場合、医師が除去の可否を判断します。除去はチューブの種類により、医師が実施する場合と介護者が行う場合があります。除去後の創部は数か月から数年かけて治癒し、まれに永久的な穴が残ることがあります。そのような場合は形成外科で修復手術を行います。
