人間の目が捉える動く対象の速度

人間の目は、約1/25秒(0.04秒)で1枚の画像を処理します。つまり、1秒間に約25枚の画像を認識でき、同じ対象を1秒に25回まで捉えることが可能です。しかし、脳はこの速度で情報を処理できません。マクギル大学の研究者によれば、脳は画像情報を保存し、そこに新たな情報を加える「ベータ効果」と呼ばれるプロセスを行うとされています。たとえば、飛んでいる鳥の画像が脳に保存されると、次に見る鳥の姿はその画像に新情報が加えられた形で認識されます。

機能

  • 人間の目は画像を瞬間的に取り込みます。光が網膜に届くと、光信号は電気信号に変換され、神経を通じて脳へ伝達されます。脳はこの情報を記憶と照らし合わせて画像を識別します。

映画・テレビ

  • 映画やテレビは静止画の連続で構成されています。フレームが十分な速度で切り替わるため、目と脳は連続した動きとして認識します。一般的な映画は24フレーム/秒(fps)で、ハイビジョン映像は最大60fpsで撮影されます。1920〜1930年代の古い映画は16fpsで撮影されたものが多く、映像がぎこちなく見えるのはこのためです。

明暗の影響

  • 光が弱まると視覚の最適速度が低下すると考えられています。米国視能矯正学会によると、暗所では視力が20/200以下に低下し、色覚も部分的に失われます。このような状況では、目と脳の情報処理速度が遅くなる可能性があります。

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