眼鏡の種類と選び方

眼鏡は使用目的や視力補正の仕方に応じて多様なタイプがあります。処方レンズ、カラーリングレンズ、スポーツや危険作業向けの保護レンズなど、目的に合わせた選択が可能です。

単焦点レンズ

単焦点レンズは遠距離視力(近視)や近距離視力(遠視)を補正します。近視の場合は遠くがぼやけ、遠視の場合は近くがぼやけます。また、40〜50歳頃に起こる老眼(遠近調整の困難)にも単焦点レンズは適しています。

乱視

乱視は角膜や水晶体の形状が不規則になることで起こり、視界がぼやけます。乱視の矯正には、光の入射角を調整する特殊なレンズが必要です。

多焦点レンズ

多焦点レンズは遠距離・中距離・近距離の視力を一枚のレンズで補正します。主なタイプは以下の通りです。

  • 二本焦点レンズ(バイフォーカル):上部が遠距離、下部が近距離を補正。
  • 三本焦点レンズ(トリフォーカル):遠距離・中距離・近距離の3段階に分かれ、各領域がはっきりと区切られています。
  • 累進レンズ(プログレッシブ):境界線が目に見えないように滑らかに変化し、自然な視界遷移が可能です。

レンズ素材

従来のガラスレンズは重く厚くなる欠点がありましたが、プラスチックレンズの登場で軽量化と破損リスクの低減が実現しました。さらに、ハイインデックスプラスチックレンズは屈折率が高く、度数が大きい処方でも薄型化が可能です。

危険な作業やスポーツ向け

衝撃に強いポリカーボネートレンズは、スポーツや建設現場などの危険な環境での使用に最適です。飛散物から目を守る安全眼鏡として広く利用されています。

作業員が安全眼鏡を着用している様子
作業員が飛散物から目を守るために安全眼鏡を着用しています。

その他のレンズ・コーティング

反射光を抑える反射防止コーティングや、紫外線(UV)カットコーティングは、目の疲れやダメージを軽減します。特に白内障手術後や光感受性が高い薬を服用中の方、屋外で長時間作業する子どもや労働者に有効です。

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