ドライアイが引き起こす損傷の兆候と症状
ドライアイが引き起こす損傷の兆候と症状
ドライアイは、涙液の分泌が不十分、あるいは涙の粘度が異常で蒸発しやすくなることで起こります。放置すると眼表面が炎症を起こし、視力低下や失明につながることもあります。米国眼科学会によると、加齢はドライアイの大きなリスク要因ですが、年齢に関係なく発症します。50歳以上の米国人口約5百万人がドライアイに悩んでいます。
眼瞼炎(まぶた炎)
まぶたの根元にある皮脂腺の機能不全が原因です。主な症状は、目の乾燥感・灼熱感・かゆみ、まぶたの赤み・腫れ、皮膚のフケ、朝起きたときのまつ毛の結び目やまつ毛の抜け・異常成長です。
結膜炎
まぶたの裏側と眼球表面を覆う結膜が腫れる状態です。目の充血、分泌物が夜間に固まる、耳の前にあるリンパ節の腫れなどが見られます。
感染症全般
ドライアイになると、細菌やウイルスによる眼感染症にかかりやすくなります。症状としては、目の痛み、異物感、光過敏、分泌物、充血、発熱などがあります。治療しないまま放置すると、眼組織の損傷につながります。
角膜炎(ケラチス)
角膜が炎症を起こす状態です。目の刺激感、過剰な涙、光過敏、視力のぼやけが主な症状です。放置すると角膜潰瘍(開放性潰瘍)になる恐れがあります。
角膜潰瘍
角膜炎が進行した結果として起こります。目の刺激感や過剰な涙、光過敏、視力低下に加え、強い疼痛が伴います。早期治療が不可欠です。
薬剤性ドライアイ
一部の市販薬や処方薬は涙液の分泌を抑えることがあります。利尿剤、抗ヒスタミン薬、血管収縮薬、睡眠薬、経口避妊薬、抗うつ薬、モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬が代表的です。適正に使用すれば問題はありませんが、過剰に使用するとドライアイが悪化します。症状が出た場合は医師に相談してください。
