トーリックコンタクトレンズの装着手順と適合方法
トーリックコンタクトレンズは、乱視(角膜の不規則な曲率)を矯正するためのソフトコンタクトレンズです。通常のレンズは遠近の視力のみを補正しますが、トーリックレンズはレンズの特定部分に追加の度数があり、角膜の歪みを補正します。最適な視界を得るには、正確なフィッティングが重要です。
必要な機器
- 角膜計(ケラトメーター)
- スリットランプ
装着手順
ケラトメーターで角膜の曲率を測定し、k値(ベースカーブ)を取得します。ベースカーブはレンズが眼にフィットするための基準となります。
スリットランプで眼を観察し、角膜の直径を測定してレンズの適切な直径(12〜14 mm)を決定します。レンズは上下まぶたの間に自然に収まる必要があります。
測定したベースカーブと直径に合わせた試験用トーリックレンズ(トライアルレンズ)を装着します。
レンズ側面や下部にある微細なマーク(スラッシュ)を確認し、レンズが正しい位置にあり回転していないかをチェックします。
装着後少なくとも20分間経過させ、レンズが眼に定着したことを確認します。その後再度マークを見て回転がないか確認します。
ポイント
回転が確認された場合は、レンズの位置調整や別のベースカーブのレンズを検討します。正しいフィッティングは視力の安定と快適さに直結します。
