白内障の進行段階と特徴
時間経過
ミシガン大学ケロッグ眼科センターによると、白内障は非常に緩やかに進行し、視力が著しく低下するまでに数年かかることが多いです。外傷による白内障は、加齢性白内障に比べて症状が早く現れます。
形成過程
眼の水晶体は水とタンパク質で構成され、カメラのレンズと同様に光を屈折させます。タンパク質が凝集し始めると「曇り」が生じ、光の通り道が妨げられ視界がぼやけます。
遠くが見えにくくなる(遠視)
初期段階では遠くの対象が見えにくくなりますが、眼鏡や度数変更で一時的に補正できます。
視界のぼやけ
タンパク質が蓄積すると視界が霞み、特に核白内障(最も一般的)では中心部が濁り、対象が印象派の絵のようにぼやけて見えます。
まぶしさ(グレア)
光に対する感受性が高まり、光源の周囲に白い光輪(ゴースト)や二重像、星状の光が現れます。
予防と治療
定期的な眼科検診で早期に発見できます。進行した場合は白内障手術が主な治療法で、濁った水晶体を人工レンズに置換します。手術により眼鏡の度数を強める必要がなくなります。
