角膜円錐症とは

角膜円錐症は、角膜(目の前部の透明な窓)が異常に薄くなり、徐々に円錐形に変形する疾患です。角膜が本来の丸い形を保てなくなるため、視力が大きく低下します。

症状とサイン

この疾患は進行性で、時間とともに悪化します。近視や乱視に似たぼやけた視界が主な症状で、角膜が薄くなるにつれて眼鏡やコンタクトレンズの度数が強くなります。また、映像が二重に見えることもあります。

LASIKの仕組み

LASIKは、近視・遠視・乱視を矯正するために角膜の形状をレーザーで削り、組織を再配置する手術です。

角膜へのリスク

角膜円錐症の患者にLASIKを施すと、すでに薄く弱っている角膜がさらに削られ、視力低下や失明の危険が高まります。したがって、角膜円錐症がある場合はLASIKは強く禁忌とされています。

永久的な結果

LASIKの効果は一度施術すると取り消すことができません。角膜円錐症の眼に対して行った場合、不可逆的な損傷が残る可能性があります。

代替治療法

角膜円錐症の初期段階では、眼鏡やコンタクトレンズで視力を補正できます。症状が進行した場合は、角膜移植や角膜リング挿入術などの外科的治療が検討されます。