外科的閉経がもたらす影響

外科的閉経とは、子宮摘出手術(場合によっては卵巣も摘出)により、エストロゲンやプロゲステロンの分泌が止まり、閉経が早期に訪れる状態を指します。ホルモンの急激な変化は、身体的・心理的にさまざまな影響を及ぼします。

心理的影響

  • うつ症状や不安感、気分の変動が起こりやすくなります。一方で、月経がなくなることや月経痛が解消される点を前向きに捉える女性もいます。

身体的影響

  • 倦怠感、頭痛、不眠、イライラ、関節痛、ほてり(ホットフラッシュ)、尿路症状などが一般的です。子宮摘出により子宮内膜症による大量出血や疲労は解消されます。

容姿の変化

  • 体重増加や髪の毛の抜け、顔面の毛が増えること、皮膚の乾燥などが報告されています。

記憶力の低下

  • 手術後に記憶力が低下することがあります。自然閉経でも同様の症状が見られるとされています。

性欲の低下

  • 膣の乾燥や性欲減退が起こりやすくなります。

将来的なリスク

  • 心血管疾患、関節炎、骨粗鬆症のリスクが高まります。卵巣も摘出した場合、エストロゲン欠乏により子宮体がんを含むいくつかのがんのリスクが増加します。

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