卵巣が超音波で映らず手術でも確認できない原因とは?
卵巣が見えない主な原因
1. 卵巣が小さい
思春期前の少女や若年女性では卵巣が極小で、超音波画像に十分に映らないことがあります。
2. 臓器や組織が密集している
子宮筋腫や瘢痕組織などが卵巣の周囲にあると、エコーでのコントラストが低くなり、卵巣が見えにくくなります。
3. 卵巣嚢胞の存在
大きな卵巣嚢胞が卵巣自体を覆い隠すと、正常な卵巣組織が超音波で捉えにくくなります。
4. 既往の骨盤手術
子宮全摘や他の骨盤手術を受けた場合、卵巣が摘出されたか、位置が変わっていることがあります。その結果、探索手術でも卵巣を確認できないことがあります。
5. 先天性欠損(卵巣欠如症)
稀ですが、生まれつき卵巣が一側または両側とも欠損している「卵巣欠如症」のケースがあります。超音波でも手術でも卵巣は存在しません。
6. 異所性卵巣(異所性卵巣)
卵巣が通常の解剖学的部位から逸脱し、腹腔の異常な場所に存在することがあります。こうした異所性卵巣は超音波でも手術でも見つけにくいです。
7. 瘢痕や癒着による卵巣の内蔵への巻き込み
過去の手術や炎症により癒着が形成され、卵巣が腹腔内に巻き込まれると、超音波画像でも手術中でも位置が特定しにくくなります。
