事後頭痛の治療法
事実
事後頭痛はてんかん患者に最も多く見られる頭痛で、発作が終わった直後に起こり、6〜24時間続くことがあります。痛みは脈拍に合わせてズキズキすることもあれば、一定の鈍痛になることもあり、程度は軽度から日常生活が困難になるほど重度までさまざまです。てんかん患者の約45%が発作後に頭痛を経験します。治療は、頭痛が出た後に痛みを和らげる方法と、頭痛が起こるのを予防する方法に大別されます。
市販薬での対処
軽度の事後頭痛には、市販の鎮痛剤が有効です。アセトアミノフェン、アスピリン、イブプロフェンなどは処方箋不要で入手しやすく、費用も比較的安価です。数時間で症状が軽減する場合に適しています。
処方薬による治療
市販薬では効果が不十分な場合、医師の処方による薬が選択肢となります。ナプロキセンやブタルビタル+アスピリンの組み合わせなどが用いられ、頭痛が出てから服用します。患者は医師と相談し、最も効果的な薬を見つけることが重要です。
片頭痛治療薬の活用
事後頭痛は片頭痛と区別がつきにくいことがあり、片頭痛用の薬が有効な場合があります。スムトリプタンは代表的なトリプタン系薬剤で、錠剤、鼻スプレー、注射など様々な形態があります。患者と医師は症状や使用しやすさに合わせて選択できます。
予防的アプローチ
頭痛が起こる前に予防する方法もあります。通常は毎日一定量の薬を服用し、血中濃度を保ちます。てんかん治療薬のバルプロ酸や、抗うつ薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬などが予防目的で処方されます。
