心臓の不整脈:種類・症状・診断・治療・予防

米国国立心肺血液研究所(NHLBI)によると、心臓の不整脈とは心拍数やリズムに異常が生じ、心拍が速すぎる、遅すぎる、または不規則になる状態です。多くは無害ですが、重篤なものや生命に危険を及ぼすものもあります。

種類

不整脈は主に「心室性」と「上室性」の2つに分類されます。心室性は心室(下部)で発生し、上室性は心房(上部)で発生します。また、心拍の速度により「徐脈(bradycardia)」「頻脈(tachycardia)」「細動(fibrillation)」に細分されます。

症状

不整脈は無症状の場合もありますが、主な症状としては「心拍が飛んだ」感覚(動悸)、不規則な間隔での心拍、胸部不快感、めまい、発汗、息切れ、そして不安感などが挙げられます。

診断

不整脈の診断は難しいことが多いです。心臓専門医(電気生理学専門医)は、問診・家族歴、身体検査に加えて、心電図(ECG)、超音波心エコー(ECHO)、胸部X線などを用いて診断を行います。

治療

治療法は薬物療法と医療処置に大別されます。薬は不規則な心拍を正常に戻す効果があり、一般的に有効です。処置としては、ペースメーカーや植込み型除細動器(ICD)の装着が行われます。

予防

心拍リズムの乱れを防ぐためのリスク要因は、生活習慣で改善可能です。定期的な運動、ビタミン豊富なバランスの良い食事、カフェインやアルコールの過剰摂取の抑制、禁煙、そしてストレス管理が推奨されます。

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