GERD(逆流性食道炎)の治療とニトログリセリンの影響
GERD(逆流性食道炎)とは
胃酸が食道に逆流し、胸部に焼けつくような不快感(胸やけ)を引き起こす病気です。胃と食道の間の弁(噴門)が機能しないことが主な原因です。米国では人口の3分の1以上が罹患しているとされています。
基本的な治療法
まずは酸を中和する薬、いわゆる制酸剤が第一選択です。市販の制酸剤は成分が表示されているので、以下のような有効成分を含む製品を選びます。
- 炭酸カルシウム(例:Tums)
- アルミニウム水酸化物
- マグネシウム水酸化物
- シメチコン(胃ガス除去)
ニトログリセリンとGERDの関係
ニトログリセリンは心臓の血管を拡張させ、狭心症の痛みを和らげる薬です。しかし、酸性の薬剤であるため、逆流性食道炎(GERD)に使用すると症状が悪化する可能性があります。医師や薬剤師の指示がない限り、GERDの治療には使用しないでください。
ニトログリセリンは何に使われるか
狭心症の治療薬として、経口錠剤、貼付パッチ、軟膏、注射といった形で処方されます。血管を拡張させて心筋への酸素供給を改善する働きがあります。
