ネクシウム(エソメプラゾール)とは?
作用機序
ネクシウムは胃壁細胞の酸分泌を抑制することで、食事の消化に必要な胃酸の最終産生段階を阻害します。その結果、胃内の酸量が減少し、酸過多による症状が和らぎます。
適応症
- 胃食道逆流症(GERD)
- 食道炎
- 胃・十二指腸潰瘍
- ゾリンジャー・エリソン症候群(過剰胃酸分泌症)
服用期間
症状緩和のための初回治療は通常4〜8週間です。症状が落ち着いた後は、最大6か月間の維持療法が可能です。ゾリンジャー・エリソン症候群の場合は、数年単位での長期服用が必要になることがあります。
副作用・リスク
- 胃のむかつき、げっぷ、胸やけ、消化不良、腹痛などの一般的な副作用
- 抗生物質と併用すると重篤なアレルギー反応や偽膜性大腸炎のリスクが増加する可能性があります
使用上の注意
動物実験で胎児への毒性が確認されているため、妊娠中の使用は代替治療がない場合に限られます。また、肝疾患の既往がある方は医師と相談の上で使用を検討してください。
