酸逆流(GERD)改善のための食事ガイド

胃食道逆流症(GERD)は、胃酸や胆汁が食道に逆流し、胸やけや不快感を引き起こす病気です。大人だけでなく子供にも起こり得ます。市販薬や処方薬で症状を緩和できますが、まずは食事改善が重要です。

食事の基本方針

  • 胃や食道を刺激しない低脂肪食品を選びましょう。例:食物繊維が豊富なシリアル、卵白。
  • 脂肪分の少ないたんぱく質を摂取。例:魚、鶏胸肉。
  • 新鮮な野菜や果物を積極的に。例:焼きジャガイモ、ブロッコリー、りんご、キャベツ、インゲン。
  • これらの食品は下部食道括約筋を閉じやすくし、胆汁の逆流を防ぎます。

調理法のポイント

低脂肪の肉類は揚げずに、焼く・グリルする・茹でるなどの調理法を選び、皮は必ず取り除きましょう。皮には脂肪が多く含まれています。

避けるべき食品・飲料

  • 加工肉や高脂肪の肉、ケーキ、クッキー、パイ、バター、ラード
  • カフェイン含有飲料、アルコール、ミント、チョコレート、コーヒー、全乳
  • 炭酸飲料や砂糖が多い飲料

その他の食事上の注意点

一度に大量に食べると胃酸の分泌が増え、胸やけを誘発しやすくなります。少量ずつ、回数を分けて食べることが大切です。就寝前の2時間前までに最後の食事を済ませ、食後は最低45分は背筋を伸ばした姿勢で過ごしましょう。また、睡眠時は頭部を15~20cm程度高くすると、胃酸の逆流を防げます。

受診の目安

健康的な食事や薬で改善しない強い胸やけや長引く症状がある場合は、医師に相談してください。食道裂孔ヘルニアなど、より重篤な疾患が隠れている可能性があります。

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