性器ヘルペスの症状と対策
米国疾病予防管理センター(CDC)によると、米国の成人とティーンエイジャーの5人に1人が性器ヘルペスに感染しています。症状を正しく認識し、適切な治療と感染拡大防止の方法を医師と相談しましょう。
感染経路
性器ヘルペス(HSV-2)は、ウイルスを保有する性的パートナーとの性行為によって最も一般的に感染します。また、感染者の体に触れるだけでも感染する可能性があります。
潜伏期間と経過
ウイルスに接触・感染してから初症状が現れるまでの期間は通常2〜10日です。症状は2〜3週間続くことがあり、再発は月に1回程度起こり、再発間隔は徐々に長くなることがあります。根治療法は現在ありません。
初回発症時の症状
ヘルペスの最初の発作では、インフルエンザ様の症状(発熱、頭痛、筋肉痛)を伴うことがあります。また、腹部の圧迫感、性器部位のリンパ節腫脹、排尿時の痛みや困難、膣や陰茎からの分泌物が見られることがあります。
初期の発疹(赤い丘疹)
発作が始まると、まず小さな赤い丘疹が現れます。これらは性器・肛門部、尿道、膣内部や子宮頸部にでき、しばしば集合して見られます。
水疱(ブリスター)
丘疹は次第に大きくなり、液体を含んだ水疱(ベシクル)になります。水疱は痛みを伴うことがあります。
潰瘍(開放性潰瘍)
水疱が破裂すると開放性の潰瘍となり、膿や血液が出続けます。最終的にかさぶたが形成され、治癒しますが、ほとんどの場合は傷跡が残りません。
類似した皮膚疾患との区別
ヘルペスの症状は、痔核、にきび、虫刺され、熱疹、埋没毛、シェービングによる刺激、股部のかゆみなどと混同しやすいです。時には潰瘍がなくても皮膚や粘膜にかゆみやひび割れが生じるだけのケースもありますが、これもヘルペスの可能性があります。疑わしい症状がある場合は、速やかに医療機関で検査を受けることが重要です。
