血圧測定の適切なタイミングとポイント
自宅で1日を通して血圧を測定し記録することで、血圧が上がりやすい活動や時間帯が分かります。この情報は医師が治療効果を判断する際に役立ち、薬や生活習慣の変更が効果的かどうかを確認できます。患者と医師が協力して、最適な管理プランを作成しましょう。
朝の測定
- 起床後1時間経ってから測定します。起きた直後は血圧が高めです。
- 膀胱が空であることを確認してください。満杯は測定値を下げます。
- 測定30分前は食事、カフェイン、喫煙、アルコールを控えます。
- 背もたれに背中をつけ、3〜5分間安静に座り、左腕を心臓の高さに平らな面に置きます。足や足首は組まないでください。
- 朝の運動を行う前に測定し、結果をノートに記録します。
夜の再測定
- 夜間の血圧は朝より低くなるはずです。薬の効果や体のストレス対策の様子が分かります。
- 朝と同様に、測定30分前は食事・カフェイン・喫煙・アルコールを避けます。
- 午後の運動を始める前に測定し、結果を記録して医師に持参します。
診察前の測定
- 診察前に測定すると、白衣高血圧(医師の前で血圧が上がる現象)を把握できます。
- 自宅での測定結果は、診察時の数値と比較できる客観的な証拠となります。
症状があるときの測定
- 手足や顔のしびれ、激しい頭痛、胸痛、意識障害、混乱などを感じたらすぐ血圧を測定してください。
- 数値が高い場合は速やかに医師に連絡するか、緊急外来・救急へ受診してください。脳卒中や心筋梗塞の可能性があります。
