女性の閉経に伴う症状
閉経に向かうと、卵巣からのエストロゲン分泌が減少し、月経が不規則になります。45歳以降に起こるこの期間を「周閉経(ペリメノポーズ)」と呼びます。月経が連続12か月止まると、正式に閉経と診断されます。閉経は様々な症状を伴い、定期的に医師の診察を受けて適切に管理することが重要です。卵巣を手術で除去した場合は閉経が即座に訪れ、症状が重くなることがあります。
ホットフラッシュ
上半身や顔に急激な熱感と大量の発汗が現れます。数秒から数分続くことがあります。低脂肪食、適度な運動、リラクゼーションや瞑想などで緩和できることがあります。
不眠
エストロゲンとプロゲステロンの低下により、寝つきが悪くなったり睡眠が断続的になったりします。部屋を涼しく暗く静かに保ち、タバコやアルコールを控えると改善します。必要に応じて医師にホルモン補充療法を相談してください。
気分の変動・イライラ
ホルモン変化が気分の揺れを引き起こします。規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動が症状緩和に役立ちます。
集中力の低下
閉経期の女性は集中力や記憶力の低下を感じることがあります。エストロゲン減少が原因とされ、ホルモン補充が改善に寄与する場合があります。
膣の乾燥
エストロゲン減少により膣粘膜の分泌が減り、乾燥や薄さを感じます。市販の潤滑剤や保湿ジェルの使用で対策できます。
骨密度の低下
エストロゲン低下は骨吸収を促進し、骨粗鬆症のリスクを高めます。骨密度検査で状態を確認し、カルシウムやビタミンDの摂取、適度な運動が予防に有効です。必要に応じて医師が骨粗鬆症治療薬を処方します。
