シロアリがもたらす健康リスクは?
シロアリの種類と生態
シロアリは6本足の羽虫で、木材を食べて生活します。米国では、湿木シロアリ、乾木シロアリ、地下シロアリ、そして侵略的なフォルモサンシロアリ(通称「スーパーミツバ」)の4種類が知られています。湿木シロアリは湿った屋外の木材に、乾木シロアリは建物内部に、地下シロアリは樹木やデッキ、住宅基礎を攻撃します。フォルモサンシロアリは木材だけでなく、プラスチック、石膏、薄い銅や鉛のフラッシングさえもかじります。
シロアリ自体が媒介する病気はない
シロアリが直接的に感染症や病気を引き起こすという報告はありません。また、シロアリは噛むことも刺すこともできません。
アレルギーや喘息への影響
シロアリの巣や体から放出される粉塵、唾液、糞はアレルギーや喘息の発作を誘発することがあります。特に暖房・換気システムを通じて室内に拡散すると、敏感な人に症状が出やすくなります。
シロアリの巣が引き起こす健康リスク
シロアリは土と木材を唾液と糞で結合して巣を作ります。この巣材の粒子に触れることで、アレルギーや喘息が悪化するケースがあります。
殺虫剤による健康被害
シロアリ駆除に使用される化学薬剤に曝露すると、健康被害が起こる可能性があります。特に、かつて広く使用されたクロルデーンは、1988年4月以降使用が禁止されましたが、処理された約3,000万戸の住宅に残留しているとされています。
クロルデーン曝露のリスク
クロルデーンに長期間曝露されると、がん、神経芽腫、白血病、慢性呼吸器感染症、慢性気管支炎、喘息、副鼻腔炎、不妊、神経障害など、さまざまな疾患のリスクが高まります。
