副脾(アクセサリー脾臓)とは?

副脾(アクセサリー脾臓)は、主脾に加えて存在する小さな脾臓です。サイズは通常3cm以下で、機能的に正常なものもあれば、腫瘍様に振る舞うものもあります。

頻度

ウィスコンシン医科大学によると、副脾は人口の10〜30%に見られ、10%未満の患者が複数の副脾を持っています。副脾は主に腹部に存在しますが、稀に精巣周辺に見つかることもあります。

原因

多くの副脾は腹部外傷、特に脾臓破裂によって生じます。原因不明の場合もあります。

症状

副脾はほとんど症状がなく、貧血や腹痛、内部出血の診断を受けるまで偶然に発見されることが多いです。他の検査(CTや超音波)で偶然見つかることがあります。

リスク

副脾自体は通常無害で、腹部内に留まっていれば経過観察で問題ありません。ただし、疼痛、梗塞、破裂、血管ねじれ(捻転)のリスクがある場合は手術が推奨されます。

治療

必要がある場合は、腹腔鏡下脾摘出術で副脾を除去できます。手術は低侵襲で、周囲組織への影響は少ないです。症状がない限り、治療は推奨されません。

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