亀裂舌の症状と対処法
亀裂舌(スコート舌、溝舌、舌裂、溝状舌とも呼ばれる)は、舌の表面に溝やひび割れができる状態です。多くは先天的で、成長とともに目立ち始めます。見た目が気になることがありますが、通常は健康に大きな影響を与えるものではありません。
症状
- 舌表面に多数の溝やひび割れが見られます。中心に一本の大きな溝が走り、そこから枝分かれする小さな溝が広がることが多いです。場合によっては、ひび割れではなくしわが目立つこともあります。
不快感
- ほとんどの場合、健康への直接的な影響はありませんが、辛い食べ物や酸性の飲食物が溝に入り込むと、焼けるような刺激を感じることがあります。また、深い溝に細菌や食べかすが溜まりやすく、口臭や口腔内真菌感染の原因になることもあります。
原因
- 大半は先天的で遺伝的要因が疑われます(OMIM参照)。稀に感染症や栄養欠乏が関与することがあります。ダウン症候群やメルケルソン・ロゼンタール症候群、地理的舌(舌の一部が脱毛したようになる状態)を持つ人でも発症しやすいと報告されています。
診断
- 舌にひび割れが見えるだけでは確定できません。歯科医師や口腔外科医が定期検診の際に確認し、診断します。米国の統計では、人口の5%未満がこの状態であるとされています。
予防・対処法
- 根本的な予防法や治療法は確立されていません。症状がある場合は、刺激になる辛い食べ物や酸性飲料を控えると不快感が軽減します。舌の衛生を保つために、舌スクレーパーで毎日軽くこする習慣をつけると、感染リスクを低減できます。舌スクレーパーはドラッグストアやスーパーのデンタルケアコーナーで入手可能です。
