扁桃炎(喉頭炎)の診断と検査方法
喉が痛み、首に腫れや圧痛がある場合は、扁桃炎の可能性があります。子どもに多く見られ、ウイルスや細菌が扁桃腺に感染して腫れ、激しい痛みを引き起こします。医師は喉スワブ(咽頭拭い取り)で原因を迅速に特定できます。
喉スワブ検査
最も一般的な検査は喉スワブです。滅菌された綿棒を炎症のある扁桃に軽くこすり、分泌物を採取します。そのサンプルを培養または迅速抗原検査で、A群溶血性連鎖球菌(ストレプトコッカス)が原因かどうかを調べます。
血液検査
まれに血液検査が必要になることがあります。全血球計算(CBC)で白血球数の増加やリンパ球の変化を確認し、ウイルス性(例:単核球症)か細菌性かの判別に役立てます。
検査の流れと注意点
- 医師が滅菌綿棒で扁桃を軽く拭います。時間は1〜2秒程度で、軽い違和感や軽度の嘔吐反射が起こることがあります。
- 小児の場合は安心させながら、必要に応じてやさしく固定します。
- 採取したサンプルは診療所で約5分以内に迅速テストを行うか、培養の場合は24〜48時間かけて結果を出します。
結果の解釈
- ストレプトコッカス陽性の場合は、医師が抗生物質を処方します。
- 陰性でウイルス性と判断された場合は、安静と市販の鎮痛薬で対処します。近年は扁桃摘出手術はほとんど行われません。
検査の精度
迅速ストレプトテストはA群溶血性連鎖球菌感染を95〜98%の感度で検出し、偽陽性率は約2%です。
