子宮頸部炎の治療法とは?
子宮頸部炎(子宮頸炎)は、性行為感染症、避妊用子宮内避妊具、長時間放置したタンポン、化学的な膣洗浄液、ヘルペスウイルスなどが原因で子宮頸部が炎症を起こす状態です。症状はさまざまですが、主に以下の治療法が用いられます。
薬物療法
- 抗生物質:クラミジアなどの性行為感染症が原因の場合、ドキシサイクリン(商品名:ドリックス、ビブラミシン)を1日2回、1週間服用します。エリスロマイシン(商品名:ERYC)は1日4回、1週間服用。フロキシン(商品名:フロキシン)などのオフロキサシンは1日2回、1週間。アジスロマイシン(商品名:ジスロマック)は4カプセルを1回で服用します。場合によっては、膣内・子宮頸部の細菌を除去するための洗浄液(ドゥッシュ)も処方されます。
手術療法
- 熱凝固(カタリシス):熱凝固プローブで電流を流し、子宮頸部表面の異常細胞を焼灼します。痛みは軽度から中等度で、手術中のみ感じます。
- 凍結療法(クライオサージェリー):亜酸化窒素や二酸化炭素ガスを使用して異常組織を凍結し破壊します。装置は銃のような形状で、冷感や軽い痙攣感がありますが、短時間で収まります。
レーザー治療
- 広範囲に異常組織がある場合に用いられ、強力な光ビームで組織を除去します。クライオサージェリーと同様に軽い痙攣感がありますが、冷感ではなく温かい感覚が特徴です。
いずれの治療を受ける場合も、必ず医師と相談し、適切な診断と治療計画を立ててください。
