コルチゾールとは何か?

識別

下垂体がACTHを分泌し、腎臓上部にある副腎にコルチゾールの生成を指示します。ストレスがかかるとコルチゾールが放出され、血圧や血糖が上昇し、闘争・逃走反応が起こります。ストレス後にリラックスができないと、慢性的にコルチゾールが高くなり、心疾患や高血圧、肥満などのリスクが高まります。

特徴

コルチゾールは副腎で産生され、健康な人では朝に最高値、夜に最低値となります。正常範囲は血中6〜23μg/dL(米国NIH)です。

機能

代謝調整、闘争・逃走反応の促進、血糖・血圧の管理、免疫機能の調整に関与します。ステロイド服用や甲状腺機能低下症の人は低値になることがあり、妊娠中やエストロゲン・ヒドロコルチゾン投与者は高値になることがあります。長期的にコルチゾールが高いと免疫抑制が起こりやすくなります。

留意点

薬剤によってコルチゾールは増減します。エストロゲン補充や経口避妊薬は上昇させ、プレドニン系(プレドニゾン、プレドニゾロン)などのグルココルチコイドも同様です。

注意事項

コルチゾールが高いとクッシング症候群や副腎腫瘍、低いとアジソン病や下垂体機能低下症のリスクがあります。長期間高値が続くと甲状腺機能低下、血糖異常、骨密度低下、免疫抑制、高血圧などを引き起こし、心疾患・糖尿病・肥満の原因となります。異常を感じたら医師に相談してください。

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