大人のための連鎖球菌性咽頭炎(溶連菌感染症)
症状
連鎖球菌性咽頭炎(溶連菌感染症)では、喉の痛みやかすれ感が現れます。主な症状としては、嚥下時の困難、腫れた扁桃、口蓋の小さな赤い斑点(点状出血)が挙げられます。また、首のリンパ節が腫れ、頭痛や発熱を伴うこともあります。
原因
この感染症は、感染力の強い連鎖球菌(A群溶血性連鎖球菌)によって引き起こされます。患者がくしゃみや咳をした際に飛散した飛沫や、感染者が触れたドアノブ、トイレの備品、調理器具などの表面を介して広がります。
合併症
適切に治療しないと、鼻炎や中耳炎、扁桃炎などの二次感染が起こる可能性があります。さらに、リウマチ熱、腎臓炎、猩紅熱といった重篤な合併症を引き起こすことがあります。
診断
医師は症状の確認と身体検査に加え、喉の培養検査や迅速抗原検査を行い、連鎖球菌の有無を判断します。喉の奥から綿棒でサンプルを採取し、培養で細菌を特定します。
治療法
主に抗生物質(例:ペニシリン系やマクロライド系)で細菌を除去します。発熱や喉の痛みが強い場合は、アセトアミノフェンやイブプロフェンなどの解熱鎮痛剤が併用されます。
症状が疑われる場合は早めに医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。
