ムルスクムはどれくらい続くのか?
ムルスクム(Molluscum contagiosum)は、感染部位に小さな赤みがかったまたは肉色のへこみのある丘疹を引き起こすウイルス性皮膚疾患です。皮膚と皮膚の直接接触やタオルなどの個人用品の共有で感染します。主に子どもや性行為を行う若年成人に多く見られます。
持続期間
潜伏期間は2〜7週間で、症状が出るまでに時間がかかります。治療を行った場合、病変は平均で2〜7か月続きますが、自然に免疫が働くと6〜12か月で自然消失することが多いです。
個々の病変の経過
1つの丘疹は約2〜4か月で自然に消失します。ただし、触れることで自己接種が起こり、新たな病変ができやすくなります。
感染の長期化を防ぐ方法
ムルスクムは接触感染です。感染部位に触れた後は必ず手を洗い、目や粘膜に触れないようにしましょう。タオルや衣類は毎回清潔なものを使用し、使用後はしっかり洗濯・消毒してください。感染部位をこすったり、傷つけたりしないことも重要です。
合併症
免疫低下状態(例:自己免疫疾患)では数年にわたって症状が残ることがあります。病変を掻いたり剥がしたりすると、二次的な細菌感染を起こし、治癒が遅れる恐れがあります。
予防策
最も効果的な予防は感染を防ぐことです。丘疹がある人と直接接触しない、タオルやローションなどの個人用品を共有しないように指導しましょう。特に学校の体育の時間やジムでの使用後は器具を消毒用ウェイプで拭くとよいです。また、性行為による感染もあるため、パートナーが感染している場合は性行為を控えるか、一夫一婦制の関係を保つことが推奨されます。
