フィナステリド(テストステロン含有)の危険性とは?
フィナステリドは、前立腺肥大の治療や男性型脱毛症(プロペシア)に用いられる薬です。主にテストステロンの代謝に影響を与え、血中テストステロン濃度の変化を引き起こすことがあります。その結果、以下のような副作用が報告されています。
性機能への影響
- 血中テストステロンの増加に伴い、性欲低下や勃起不全、射精障害が起こることがあります。これらは直接的に危険ではありませんが、パートナーシップにストレスを与え、うつや気分障害のリスクを高める可能性があります。
乳房の変化
- フィナステリド使用者の一部で乳房組織の肥大(男性乳房症)が見られます。治療開始後1年目では約0.4%、2〜4年目では約1.8%が報告され、対照群より高い頻度です。胸部の圧痛やしこりを感じることもあります。極稀に乳がんが発生した例も報告されています(約1,500人中4例)。
血圧への影響
- ホルモンバランスの変化により血流が乱れ、起立性低血圧やめまい、失神を引き起こすことがあります。稀に転倒による重大な事故につながることもあります。
これらの副作用は個人差がありますが、服用中に異常を感じた場合は速やかに医師に相談してください。
