内側の太ももや鼠径部の痛みは外傷なしでも起こりますか?
内側の太ももや鼠径部(股の付近)の痛みは、外傷がなくてもさまざまな原因で生じます。持続的な痛みがある場合は、医師の診断を受けることが重要です。正確な診断が適切な治療につながります。
ヘルニア
ヘルニアは、内側の太ももや鼠径部に痛みを引き起こすことがあります。外傷だけでなく、慢性的な便秘、妊娠、肥満、腹壁の先天的な弱さなどが原因となります。ヘルニアは、筋力低下や鼠径部の腫れ(膨らみ)を伴うことがあります。
腎臓結石
腎臓結石は、尿中の物質が結晶化してできた固体で、痛みが鼠径部や太ももまで放散することがあります。脱水や高熱、急性膵炎、心筋梗塞などが結石形成のリスク要因です。
睾丸炎(オーキティス)
睾丸炎は、精巣の腫れと炎症を伴い、痛みが太ももまで放散することがあります。治療は抗生物質、安静、陰嚢のサポート、鎮痛剤が中心です。放置すると、精巣がんや淋病・梅毒などの重篤な感染症の兆候である可能性があります。
泌尿器系がん
泌尿器系のがんは、鼠径部に持続的な痛みを生じ、太ももや骨盤、腹部にも痛みや腫れが広がることがあります。治療法は手術、放射線療法、化学療法などが選択されます。
注意すべきサイン
外傷がなく急に強い痛みが出た場合、重大な疾患の可能性があります。合併症を防ぐため、速やかに医療機関を受診してください。
