盲腸(虫垂)破裂の症状
盲腸(虫垂)は結腸の始まりに付随する細長い閉塞した管です。虫垂が腸間膜部で閉塞すると炎症が起こり、細菌感染により膨張・破裂することがあります。破裂した虫垂は腹膜炎を引き起こし、迅速な治療が必要です。
腹痛と圧痛
虫垂炎や破裂時には激しい腹痛が現れます。破裂すると腹膜全体が炎症を起こすため、腹部全体に鈍い痛みが広がります。触診で圧迫した後に痛みが増すことが多く、特に2歳以下の幼児では腹部が膨らむことがあります。
発熱
破裂後は細菌感染に対抗するため体温が上昇します。感染が急速に広がると、体温が40℃(104°F)を超えることもあります。
食欲不振
感染と腹部の不快感により食欲が低下します。手術が必要になる可能性が高いため、腹痛がある間は食事や飲み物を控えることが推奨されます。
吐き気・嘔吐
感染が胃や小腸に波及すると、胃の刺激により吐き気や嘔吐が生じます。腸閉塞が起きると腸内にガスや液体がたまり、腹部膨満感がさらに嘔吐を誘発します。
排尿頻尿・便秘
炎症した虫垂は膀胱や直腸に近いため、圧迫感や頻尿感、便意の減少が見られます。
下痢
感染が腸に広がると、粘液様の下痢が起こることがあります。虫垂から分泌される粘液が腸管を刺激し、症状を悪化させることがあります。
まとめ
虫垂の破裂は急速に重篤化するため、上記の症状が疑われたらすぐに医療機関を受診してください。早期の診断と手術が予後を大きく左右します。
