アステニア(倦怠感)の医学用語としての意味とは?
語源
「アステニア」という語は、ラテン語の asthenia から派生し、さらに古代ギリシャ語の asthenes(弱い)に由来します。医学用語としては1802年に英語で初めて使用されました。
タイプと原因
アステニアは全身性と局所性に大別されます。
全身性アステニア
体全体に倦怠感や脱力感が現れる状態で、原因は多岐にわたります。代表的な例として、線維筋痛症やがん(治療を含む)、白血病、化学物質中毒などが挙げられます。
神経循環性アステニア(ダ・コスタ症候群)
局所性アステニアの一例で、別名ダ・コスタ症候群とも呼ばれます。特に戦闘経験のある兵士に多く見られ、呼吸困難、動悸、不安感、胸部不快感、めまいなどの症状が発作的に現れます。慢性的な疾患というよりは、突発的な発作として現れるのが特徴です。
