ナトリウムとカリウムが低くなる原因
薬剤
特定の薬はナトリウムやカリウムの血中濃度に影響を与えることがあります。カリウムに影響する薬には、ゲンタマイシン、トブラマイシン、アムホテリシンB、下剤、プレドニゾンなどがあります。ナトリウムに影響する薬には、利尿剤、バソプレシン、スルホニル尿素系薬などがあります。
過剰な喪失
嘔吐や下痢が続くと、体からナトリウムとカリウムが大量に失われます。大量の発汗もナトリウム低下の原因となります。
カリウムは腎臓からも失われやすく、利尿剤の使用、ステロイド薬による副腎皮質ホルモンの上昇、腎性アシドーシス、副腎腫瘍、低マグネシウム血症、アルドステロン過剰などが関与します。
疾患
腸絨毛腺腫(結腸ポリープ)や回腸瘻造設術後はカリウムが低下しやすくなります。また、肝硬変、副腎不全、甲状腺機能低下症はナトリウム低下を引き起こすことがあります。
体液の貯留
腎不全、うっ血性心不全、抗利尿ホルモン(ADH)過剰分泌などにより体内に余分な水分がたまり、希釈性低ナトリウム血症が起こります。
