DEXA検査(骨密度測定)の必要性と対象
DEXA検査(DXAテスト)は骨密度を測定する検査で、骨礦物質密度(BMD)を評価し、整形外科で骨粗鬆症の有病率や程度を判断するのに用いられます。名称はDual Energy X-ray Absorptiometryの略です。
DEXAは高度な画像技術を用いたX線検査です。骨粗鬆症が起こりやすい部位(股関節、脊椎、場合によっては手首など)にX線を照射し、装置に接続されたコンピュータが骨礦物質の濃度を測定します。検査は数分で終了し、外来で受けられます。放射線量は極めて低く、通常のレベルです。検査の実施は整形外科医や婦人科医が判断しますが、以下のようなケースで指示されることが多いです。
閉経後の女性
閉経後はエストロゲンが減少し、骨粗鬆症のリスクが高まります。そのため、閉経後の女性、特にエストロゲン補充療法の検討が必要な方にはDEXA検査が推奨されます。
骨の問題が疑われる場合
骨折や骨痛、運動時の異常な疲労感など、骨が弱いと考えられる症状がある場合、骨粗鬆症の有無を判断するためにDEXA検査が行われます。
遺伝的要因や生活習慣
喫煙や運動不足、糖尿病や甲状腺機能低下症などの既往歴がある人、またアジア系や白人系で家族に骨粗鬆症の患者がいる人はリスクが高く、DEXA検査が推奨されます。
