ウジを用いた創傷治療の方法
ウジ(ハエの幼虫)は、見た目は不快でも、創傷の清浄化と治癒促進に有効な医療用生体です。ウジ療法(マグット・デブリードメント・セラピー)は、ロングビーチ退役軍人医療センターやカリフォルニア大学での臨床試験により、治りにくい創や壊死組織がある創傷の治療に有用であることが確認されています。
必要なもの
- 医師の処方箋
- 医療用ウジ(Monarch Labs が米国で唯一の供給元)
- 専用ドレッシング材
手順
- 処方箋の取得:医師に相談し、医療用ウジの使用許可を得ます。米国ではMonarch Labs が供給し、使用前に滅菌・選別されたウジが提供されます。
- 保険適用の確認:保険でカバーされるか確認し、自己負担が必要な場合は医療費の交渉を行います。
- ウジの適用:滅菌された湿潤ガーゼにウジを載せ、創部に置きます。その上から緩めのガーゼドレッシングで覆い、ウジが逃げ出さないようにします。
- 48時間後にドレッシングを除去:ドレッシングをゆっくりはがし、残ったウジは湿ったガーゼで拭き取り、感染性廃棄物として二重袋に入れ安全に処分します。
- 新しいウジドレッシングの再適用:創部が十分に清浄化されたら、2〜3日で創閉や皮膚移植が可能になることがあります。必要に応じて複数回のウジデブリードメントを行います。
