嵌頓痔の治療法とは?
痔核は肛門周辺や下部直腸にできる静脈が腫れた状態です。その中でも嵌頓痔(絞殺された痔)は、痔核が肛門括約筋を通過した後に血流が遮断され、激しい痛みを伴う重症です。下痢や便秘で過度の圧力がかかることが主な原因とされています。幸い、現在では様々な治療法が確立されています。
診断
嵌頓痔は医師による直腸指診で簡単に確認できます。診察時に手袋をした指を肛門括約筋に挿入し、腫れた血管や血流の停止を確認します。
治療
激しい痛みと不快感があるため、ほとんどの場合は外科的に痔核を切除します。手術は局所麻酔または全身麻酔で行われ、切除後は患部の回復を助けるためにハゼエキスやステロイド(ヒドロコルチゾン)配合の市販薬を使用することがあります。
治療期間とケア
手術後は通常、7〜10日間にわたって軟膏を患部に塗布します。使用方法を守らないと、皮膚の発疹や炎症などの副作用が起こることがありますので、医師の指示を必ず守ってください。
手術の副作用
- 出血
- 感染症
- 血栓形成
予防・対策
嵌頓痔を予防するためには、1日6〜8杯の水分を摂取し、食物繊維を豊富に含む食事を心がけることが重要です。これは便通をスムーズにし、肛門への過度な圧力を防ぐと、メイヨークリニックでも推奨されています。
