四肢麻痺患者の床ずれ(褥瘡)予防法

床ずれ(褥瘡)とは

床ずれは、長時間にわたる圧迫で血流が阻害され、皮膚が損傷する状態です。四肢麻痺や車椅子利用者は特にリスクが高く、早期の予防が重要です。

予防の基本ステップ

  1. 頻繁に体位を変える

    車椅子利用者は15分ごとに体位を変えるか、圧力分散機能付きの椅子を使用します。ベッド上の患者は2時間ごとに姿勢を変え、夜間も同様に行います。理学療法士と相談し、骨盤や膝、足首が直接床に触れないように枕やクッションでサポートしましょう。

  2. 毎日皮膚をチェックする

    鏡や家族・介護者の協力を得て、臀部、尾骨、背中、脚、かかとなど圧迫しやすい部位を確認します。赤み、腫れ、熱感、痛みがあればすぐに医師に連絡してください。

  3. 適切な栄養と清潔を保つ

    皮膚を乾燥かつ清潔に保ち、ビタミン・ミネラルを含むバランスの良い食事を心がけます。食欲が低下している場合でも、必要な栄養素を補うことが回復と予防に欠かせません。

  4. 専用の寝具や補助器具を使用する

    エッグクレートマットレスや交互圧力パッド、エアマットレスなどで圧力を分散させます。また、医療用リフトで安全に体位変換を行うと負担が軽減されます。

まとめ

これらの対策を日常的に実践すれば、四肢麻痺患者の床ずれリスクを大幅に低減できます。医療スタッフと連携し、継続的な観察とケアを行いましょう。

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