子どもの回虫感染の治療法は?
概要
回虫は土壌に生息する寄生虫で、子どもは手を口に入れることで感染しやすいです。少数であれば症状が出にくいものの、数が増えると不快感や健康障害を引き起こします。
診断
回虫は腸内に住み、卵を産むために消化管を移動します。便検査や血液検査で卵や成虫が確認されます。
症状
卵の排出が始まると、以下のような症状が現れます。
- 落ち着かない、睡眠障害
- 肛門や外陰部のかゆみ
- 間欠的な吐き気
治療薬
主に抗寄生薬が用いられます。
- アルベンダゾール(400 mgを1回)
- メベンダゾール(100 mgを1回)
- ピラントール(ピラントール・パモエート)
かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬で対処します。
副作用
薬剤により一時的な胃部不快感や下痢が起こることがあります。成虫と卵を完全に除去するため、必要に応じて2回目の投薬が行われます。
予防策
再感染を防ぐには以下が重要です。
- 手洗い・爪切りを徹底し、口に入れないよう指導する
- 土や砂遊び後は必ず手を洗う
- 住環境の清掃と衛生管理を行う
