腹部神経腫(ニューローマ)の治療

症状

骨盤や下腹部に激しい痛みが生じることが、神経腫(ニューローマ)の主な症状です。腹直筋や下腹部に痛みが出ることもあります。これらの痛みは、ヘルニアや神経圧迫、筋膜性疼痛と誤診されやすく、正確な診断が重要です。

診断にはカーネットテストが用いられます。患者は仰向けに寝た状態で医師が圧痛部位を確認し、その後腹筋を収縮させて上体を45度に起こします。圧痛が腹筋の収縮に伴い軽減すれば、腹壁に腫瘍がある可能性が示唆されます。必要に応じて画像検査で確定診断を行います。

治療

治療は神経腫の大きさや性質に応じて選択されます。まずは疼痛緩和が中心となり、鎮痛薬や鎮痛剤が処方されます。局所麻酔薬の注射は、神経腫の正確な位置を特定した上で行い、痛みを直接抑える効果があります。疼痛が強い場合は、麻酔薬とステロイド剤の併用が検討されます。

手術

症状が重度で薬物療法が効果を示さない場合、外科的除去が選択されます。腫瘍が悪性の可能性がある場合は腫瘍外科医が、良性の場合は形成外科医が手術を担当します。手術は非常に繊細で、腫瘍の破裂や拡散を防ぐために正確な切除が求められます。

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