杖の正しい使い方とは?
足や背中の怪我、関節や姿勢の悪化などで、杖が必要になることがあります。正しい使い方を知らないと、杖を使わないよりも体に負担がかかることがあります。
適切な杖の選び方
- 歩行時の姿勢を正しく保つために、自分に合った杖を選びましょう。杖には主に次の3種類があります。
- 標準型:木製または金属製で、丸形または角形のハンドルが付いています。
- 直線型:棒状で、上部がT字形のハンドルになっています。
- 広底型:小さな底部に3〜4本の足があり、バランスを取りやすくします。
- 握りやすく、痛みやしびれを感じないグリップのものを選びましょう。
- 杖の高さは、腕を自然に下げた状態で手首のしわ(横紋)と杖の先端が同じ高さになるように調整します。杖が手首より上にある場合は高すぎ、下にある場合は低すぎです。
歩行時の使い方
- 使用する腕は、最も楽に感じる方を選びます。必ずしも患部側の脚と同じ側に持つ必要はありませんが、医師の指示がある場合は従ってください。
- 杖は患側の脚と同時に前へ出します。杖の先端は足の少し前に置き、前進の勢いを助けます。
- 健側の脚を前に出す際は、杖をしっかり保持し、体重が患側の脚にかかるのをサポートします。
階段の上り下り
- 階段を上るときは、まず健側の脚から踏み出し、杖は地面に置いたまま患側の脚を支えます。杖は患側の脚と同時に上げます。
- 階段を下るときは、患側の脚の前に杖を次の段に置き、体重を杖と腕で支えます。
- 手すりがある場合は、杖を持っていない手で手すりを握り、さらに安定させます。
